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2019/05/31
赤ワイン醸造時の副産物を使って染色しました
副産物の澱(オリ)とは
「オリ」って音は織物を共通していますが、漢字で書くと全く違います。
織り・・・私どもの仕事。機織り、織物・・・・。
澱・・・・液体中に沈殿した物質。ワインの瓶底の澱。澱物?
ワインを飲む人が増えて、特に赤ワインの製造過程まで詳しく知っている人も多いのではないかと思います。
今回、「澱を使って染色してみる?」と言う話を頂き、早速余った澱(冷凍品)を頂きいたずらしてみました。
↓これは、実際に染めてみたストールです。シルクは綺麗に染色できました。
作業工程を少しだけ紹介
↓この画像は冷凍保存した澱と染める予定のシルク×ウールのストールです。
混率:シルク20%ウール80%
澱が十分に溶けて液状になったのを確認してからストールを投入。
染色開始から一時間経過後、ストールも乾きました。
↓ウール混のストールの場合、シルク側が良く染まりました。
2018/10/10
光吸収発熱保温繊維をマフラーで試験しました
マフラーを実際に作って太陽のもとで試験をしてみた。
その様子は 光吸収発熱保温機能マフラーの試験.pdf (0.75MB)
今回は試験時間1時間15分で表面温度が最高値72.7℃に上昇。
マフラー内にも温度センサーを付けた結果、内部は44.4℃になっていた。
We made real muffs by wool yarns with photothermal conversion and thermal preservation function.
And tested under the Sun, after 1h15m surface temp was below.
2018/09/30
光吸収発熱保温機能を付与した糸を作りました
山梨県が保有する「光吸収発熱保温用複合体とその製造方法」の実施許諾を受け、試作糸を作りました。
この糸は太陽光など近赤外線を吸収し発熱します。今回の試験では表面温度60度台まで上昇しました。
合成繊維ではこの蓄熱保温技術は主流の繊維加工技術ですが、これまで天然繊維ではその風合いを損なうことなく蓄熱保温できる加工はありませんでした。
試験方法は、ボーケンBQE-A(太陽光蓄熱)法を準用しました。
光吸収発熱保温機能を持たせたWoolのサーモグラフィー.pdf (0.45MB)
We made a wool fabric used the Japanese patent application 2017-233776 (patent pending).
The "sunlight heat-storage and thermal preservation material” with high thermal effect can efficiently convert the visible and infrared rays of sunlight into heat.
The experiment was applied accordingly to a BOKEN BQE-A (sunlight heat-storage) method.
English
Sundelta.pdf (0.42MB)